医食同源|ビタミン剤を飲んで健康になるか?(2) 内分泌機能が狂いやすい…

私はメタボリックになりかけた時、一時的にプロテインダイエットをしましたが、栄養のアンバランスを避けるために、緊急避難的にマルチビタミンを飲んだことがあります。しかし、ビタミン剤を常用するのは考えものです。

■ビタミン剤のサプリメントはむしろ害

ビタミンやミネラルのサプリメントを長く服用すると、表面的には活力がみなぎり、頬が紅潮して生き生きしたように見えますが、体内の奥深くで自然の消化器系・循環器系・神経系の各機能に混乱が生じてくると言われています。

ホルモン分泌は、多過ぎても少なくてもいけない微妙なものであるため、内分泌機能に狂いが生じやすいのです。ビタミンやミネラルは、通常の食物の中に含有されているので、特殊な症状を除いて、特に補充する必要はありません。

【参考】 久司道夫 マクロビオティックより

以下、「ニセモノ食品」作り最前線 別冊宝島 宝島社よりご紹介します。

■「マルチビタミン錠でOK」は時代遅れ

「必須ビタミンを含むマルチビタミン錠を飲んでおけば栄養が補える」という発想は最早古くて、実際はもっと細かい超微量成分の複合的なとり方により、高い効果を発揮することなどが解ってきています。


具体的には、鉛や金、クロム、カドミウムなどが超微量必須元素であり(個別にとると、多過ぎて大半が毒となる)、この他にも、植物内にある酵素や、様々なペプチド、タンパク質が複雑にあってこそ、初めて吸収が促進される、という実験データもあります。要するに、野菜を一切とらない人が、マルチビタミン錠を飲んでいればOKかというと、殆ど全く吸収されていなかったり、体内で活動していなかったりするのです。

サプリメントは健康補助食品と言われるだけあって、健康のために補助的に働くものであり、飲むだけで劇的な変化を体感できるような人は殆どいないでしょう。しかし、メーカーは現代人の生活云々を持ち出して、さも「この商品を飲めば健康に!」といったコマーシャルを展開しているのです。

マルチビタミン錠などを普段の生活にとり入れるのは良いかも知れませんが、あくまでも健康な生活をしたうえで、過不足ない栄養をとるためのものであって、頼り切るものではありません。

【参考】「ニセモノ食品」作り最前線 別冊宝島

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