医食同源|ビタミン剤を飲んで健康になるか?(1)

テレビの宣伝などでもビタミン剤やサプリメントのCMで花盛りですよね。大手の製薬メーカーさん、大抵、サプリメントの製造販売をやっています。経営的には割りの良いご商売なんでしょう。そういった宣伝にのせられ、或いは、もっともらしい理由付けに納得させられて、私たちはビタミン剤やサプリメントを買います。

でも、ちょっと立ち止まって考えて見ましょう。清涼飲料水に入っているビタミンCは、天然由来のものではありません。天然由来のビタミンCは高価であり、使ったのでは採算が全く合いません。またビタミンCと聞くとヘルシーなどと思ってしまいますが、酸化防止剤としての働きで食品添加物として使用される例も多くあります。以下、「ニセモノ食品」作り最前線(p46~) 別冊宝島 宝島社よりご紹介します。


■わざわざビタミン剤をとる必要はない

「ビタミンC…mg配合!」、「このビタミンが~~に効く!」、「天然ビタミンだから安全!」、「このビタミンが美肌効果」等、薬局のサプリメントコーナーへ行くと、このようなキャッチコピーが氾濫しています。そういったキャッチコピーを見ていると、日常の食生活でビタミンCが不足しているんじゃないかしら、と思ってしまいがちです。

ましてや最近は、アミノ酸や有機酸(クエン酸)なんかも足りていない、などと言われたりして、特に不摂生な生活をしていると、本当、気になります。普通の生活では、アミノ酸や有機酸が不足することは殆どありませんし、本来、ビタミンCは、食べ物をエネルギーに変えるための触媒的存在であり、直接エネルギーになることはありません

過剰に有っても、それを使う細胞自体は限られているので、ある一定量以外は、どんなに沢山入ってきても、使い道がなく、尿とともに排出されてしまいます。ましてや、ビタミンAやビタミンDなどは、過剰にとり過ぎると毒性を発揮します。特に、ビタミンAの過剰症は猛烈で、死に至ることもあります。

ビタミンCも沢山とり過ぎると、尿路結石の引き金にもなると言われ、いずれにせよ、とり過ぎはよくありません。カルチニンなどもビタミンのような働きをすることで知られてますが、豚肉などに大量に含まれているので、わざわざとる必要はありません。

【出典】「ニセモノ食品」作り最前線 別冊宝島

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