医食同源|梅干しには消化促進・血液強化・酸化の中和の働きがある

しその葉を入れて土用干しをしっかりした自然農法、自然塩の梅干しが最高で、古いものほど薬効は大きいので、治療用にはならべく古いものを使うようにしましょう。1日1個か2個は食べて下さい。

梅の実にはクエン酸が多くアミグダリンといって、ガンによいとされるビタミンB17(ビワの葉に多い)を多くもっています。毒消しや殺菌力が強く、細胞に活力を与え、カルシウムの吸収を助け、腸の有効菌を育てます。

梅干しには極端な食べ物(肉など極陽性の食べ物やアルコールなど極陰性の飲み物・食べ物)の害を中和する働きがあります。消化促進・血液強化・酸化の中和の働きがあり、エネルギー補給や疲労回復などのため、梅醤油番茶や梅しょう葛に用いられます。

工業的に即製で作られた梅干しは食品添加物が多く、口に入れるものではありません。

■梅干しを使った自然療法

① 梅干し番茶
梅干し1個に熱い番茶(無農薬のもの)をさして種だけ残して飲みます。血行を盛んにして老廃物を出し、疲れをとります。貧血者にもよく、腹痛にも胃腸を整える働きがあります。

② 醤油番茶
純正の自然醸造の醤油を1~2滴たらし、番茶の熱いのを1合ほど入れて飲みます。疲労回復、新陳代謝を盛んにすします。虚弱者は入浴前に飲むとよいです。薬草茶で代用することもできます。

③ 梅肉エキス
青梅を瀬戸物のおろし器でおろし、ガーゼで絞り汁をとり、浅い鉢に入れて毎日日光に干しているとアメのようになります。ちょうど梅雨の頃なので、陽に干せない時は、瀬戸引き鍋か土鍋に入れてゆっくりと水分を蒸発させていくと泡がたってきます。この泡を木杓で取り除きながら、かき混ぜているとアメのようになります。これで出来上がり。

これを陶器かガラスの容器に流し込み密閉して保存すると5年でも10年でも保存でき、古くなるほど効くようになります。量は大豆1粒か2粒飲めば十分です。

梅肉エキスは殺菌作用もあり腸内の有効菌を育て雑菌を殺しますから、腸の一切の病気に効きます。腹痛・胸やけ・下痢・便秘・高血圧・低血圧・心臓・腎臓・肝臓・糖尿等によく、子供がいる家では必ず常備して欲しいものです。

これが一つあると、大抵の病気でも大事に至らずにすみます。何の熱かわからなくても梅肉エキスを湯で薄めるか、オブラートに包んで1日3~4回飲ませますと大難を免れます。伝染病の流行る時は梅肉エキスを飲んでおくと感染しません。チフスや疫痢に罹って熱を出した時すぐに飲ませますと、そのまま解熱して治ります。(自然食品店にも売っています)

【出典】家庭で出来る自然療法 東城百合子著

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