砂糖中毒・砂糖依存症に御用心|砂糖は現代の麻薬(魔薬)!

甘いものが大好きな方は男性にも増えてきましたが、女性はショートケーキやクリームパッフェ、あんみつなど大変あま~い甘味類に目のない方は大半ではないでしょうか?

砂糖の甘さは大変刺激的です。その砂糖が曲者なのです。砂糖をとり過ぎると、女性性は劣化し、血液は酸性化しあらゆる病気の温床となり、心も蝕まれてきます。そして何よりも怖いことに、研究により動物実験で、砂糖に麻薬なみの依存性があることが明らかにもなってきました。砂糖(白砂糖など単糖類・二糖類)は正に『現代の魔薬』なのです。

【目次】
★砂糖中毒の怖さを実感させる逸話 “シュガーブルース”★

1. 砂糖の過食で起こる可能性のある疾患
2. 女性性が非常に劣化する
3. 日本人の80%が罹っていると言われる低血糖症に用心!
4. ビタミンB群、カルシウム不足からくる症状
5. 肥満

6. 腸壁のバリアーを壊し、アレルギーを引き起こす
7. 腸内腐敗、消化器官炎症、全身炎症の元
8. 便秘、憩室、ヘルニア、胃下垂、内臓下垂、臓器下垂
9. ストマック・リアクション
10. めまい(メニエール氏病)、浮腫

11. シミ、ソバカス
12. 砂糖はエンプティ・カロリー食品

☆砂糖代替食品☆


・甘いものは程々に…

★砂糖中毒の怖さを実感させる逸話 “シュガーブルース”★

「シュガーブルース」という著書は、著者ダフティが自分自身の体験から、砂糖のとり過ぎ・中毒によって引き起こされる様々な精神的・肉体的苦痛の実体と原因を述べた書籍です。彼は砂糖中毒を克服した後は、自然食主義の草分け的存在である女優グロリア・スワンソンと結婚しジャーナリズム活動を展開し、特に砂糖の持つ毒性を広く世界に訴え続けています。

ダフティは小さい頃から甘いものが大好きで、八歳の時から砂糖水の虜となってしまいました。それ以来、甘い清涼飲料水などによる砂糖中毒にかかり、どんなひどい苦しみを味わってきたかを告白てしているものだけに、大変な説得力があります。

彼は思春期に物凄いニキビが顔や背中に出て悩まされ、自分ではらい病かと思うほどでした。大学に入ってから初めてコカ・コーラを知りましたが、砂糖中毒は更にひどくなり、体の調子は絶えず悪く、とうとう大学を中退してしまいました。

第二次世界大戦で徴兵された時は、酒場で砂糖入りコーヒー、チョコレート、コカ・コーラ、パイ、キャンディ、麦芽乳ばかりを口にしていました。その頃から彼は、ひどい痔に悩まされ始めました。彼は、もう少しで死ぬような肺炎にかかり、長期間の入院生活後アメリカに帰りますが、また、大量の砂糖まみれ食生活に溺れました。

ダフティは慢性の偏頭痛となり、その頃与えられた病名は伝染性単核白血球増加症、仮性マラリア、肝炎、帯状疱疹、皮膚炎、伝染性耳炎、痔等でした。耐えかねて病院で検査をしてみると、脳腫瘍なし、がんなし、異状なしと言われるだけで何も良くならなく、精神は荒廃し、正にもうダメではないかと思われる程でした。

そんな時、ダフティはある友人から食餌療法を勧められ、特に砂糖が「アヘンより致命的で放射能の死の灰よりも危険な毒である」ことを知りました。それはマクロビオティックの創設者の日本人、桜沢如一の書物によってでした。それからは食生活を根本的に変え、完全穀物と野菜しか食べなくなったのです。ダフティは激しい禁断症状を乗り越え、短期間で驚くほどに健康を回復しました。

その劇的な様子は…

「続く数日間は驚きの連続だった。痔は出血しなくなり、歯茎の出血も止まった。肌の艶も良くなり始め、体を洗うと以前とは見違える肌合いとなった。水脹れの肉の下に隠れていた腕と足の骨も存在を主張し始めた。早朝にベッドを抜け出すこともできた。こんなことは滅多になかったことだ。

頭も再び回転しているようだったし、もう問題は何もなかった。シャツはダブダブになり、靴もブカブカになった。そしてある朝、顔をあたっていると、顎骨を発見した。この幸福な物語を一言で表現すると、五ヶ月の間に、私の体重は約93kgから約61kgに減り、 私の肉体と頭は生まれ変わり、私の生活は全く新しいものになった。」

もしダフティが砂糖中毒を克服できなかったら、肉体的のみならず、精神的にも破滅していたでしょう。砂糖は現代の魔薬です。砂糖は単に体だけをダメにするだけでなく、頭を、精神を、心もだめにするのです。

1. 砂糖の過食で起こる可能性のある疾患

薬を使わずにガンなどの難病・慢性病・生活習慣病を治療される大先生、鶴見クリニックの鶴見隆史先生のはそのご著書「新・食物養生法 食医学と薬効食品」の中で砂糖過食の害について次のように述べられています。

砂糖には強酸性としての害と極陰性の害がある。

① 強酸性としての害 細菌・ウィルスの繁殖の土壌となり、様々な疾患に結びつく

② 極陰性の害 極陰の作用として弛緩性・崩壊性の作用が強く現れ、組織は緩み細胞は崩壊する

糖尿病・低血糖症 ・ひどい便秘 ・膠原病(リウマチ、SLEその他)・肥満 ・高脂血症・脂肪肝・心臓病 ・ 浮腫・ 子宮筋腫 ・月経困難 ・不妊 ・婦人科疾患 ・冷え性 ・流産 ・めまい ・メニエール氏病・子宮内膜症 ・湿しん(アトピー)・奇形児出現 ・全ての皮膚病 ・アルツハイマー ・老年痴呆・腎臓病、腎障害 ・肝障害、肝炎 ・アレルギー性鼻炎 ・胃炎、腸炎、膵炎、肺炎、胆肝炎・癌・脳卒中・痔・脱疽・高血圧症・関節炎そのた全ての痛み・脱毛、白髪・膀胱炎・腎盂炎・胆石、腎石・骨粗鬆症・白内障・緑内障・気管支炎・菌血症・易感染症・水虫(白癬)・歯槽膿漏、虫歯・蓄膿症・中耳炎・外耳炎・耳鳴り・難聴・あらゆる神経疾患・パーキンソン氏病

ミネラル・ビタミン・酵素の欠乏から全身の組織は弱りに弱り、全く良い処のない食物の最たる物質が白砂糖です。

2. 女性性が非常に劣化する

女性は一生涯で500回の生理があると言われています。生理は辛いのが当たり前と思っている方も多いでしょう。11~12歳頃に初潮が来て50代の閉経まで、40年間生理期間があったすると、月経周期が30日の人だったとして「約487回」、生理を経験することになります。

生理痛が辛くて、勤めている方の中には、会社を休む方もおられるようです。辛い生理痛の原因はもしかして砂糖の摂り過ぎに原因があるのかも知れません。女性ホルモンの代謝と関わるビタミンB群は、体内の糖分を分解する際、多量に消費されます。その結果、女性ホルモンのバランスが乱れて生理痛が酷くなると言われています。

砂糖中毒の怖さは酷い生理痛だけに止まりません、恐ろしいことに、流産や早産、奇形の発生のリスクが高くなるのです。赤ちゃんに恵まれた場合でも、その赤ちゃんが非常に辛い人生を送ることになるやも知れません。

砂糖のとり過ぎが大切な胎児・母胎に与える悪影響について、高尾 利数氏はご著書「砂糖は体も心も狂わせる」の中で後藤美基氏の著書より引用し、“毒砂糖の胎児に与える影響”で次のように述べられています。

a. 母胎に表われる変化
① 子宮、卵巣の発育不良
② 子宮の収縮力減退
③ 妊娠期間の延長
④ 羊水過少症の発現
⑤ 流産、早産の激増

b. 胎児に対する影響
① 体重が妊娠の各時期に著しく減少し、しかも、妊娠の回数を重ねるにしたがって、次第にその強度を増すこと。

② 骨格、特に頭蓋骨への影響が大きく、頭蓋骨は前後径が短縮し、頭頂部が高くなる。甚だしいときには、生後2、3日で頭頂部がふくれ、先天性脳水腫を発症する。いずれも妊娠回数に正比例して増大する。

③ 奇形の発生率が増大する。
ある収容施設での片瀬教授の調査によると、白痴・変質者・非行少年の助骨下縁の角度(みずおちの上で山形になっている助骨弓のひろがり)つまり上膜角が全員90度以下で、ひどい場合には60度以下があったそうです。普通の人は90度以上で、強健で正常な人ほど広いのです。

3. 低血糖症

① 低血糖症となるメカニズム
「砂糖は吸収がいいから、お腹が空いたときや、疲れたときにいいんだよ」と言われますが、その理由は、構造が簡単ですぐに腸から吸収され血中に移行していくからです。

それに対してご飯を食べたときは、でんぷんがグルーコースに分解され、完全に吸収されるまでに3時間~4時間かかります。ご飯に含まれるでんぷんは、グルコースが沢山結びついてできていますが、それに対し砂糖はグルコース1個と、フルクトース1個が結びついただけの二糖類で簡単な構造をしています。

つまり、二糖類である砂糖は消化・吸収のプロセスが極めて速く、それらは胃からも腸からもすぐに血中に吸収され、摂取後短時間で血液に運ばれます。そのため砂糖を沢山摂ると、血糖値が急激に上昇することになります。

血糖値が跳ね上がると、血中に溢れているブドウ糖を細胞内に取り入れようとして、膵臓は急いでインスリンを分泌することになります。このインスリンホルモンが血中に到達した頃には血中のショ糖は流れてすでに存在していないことが多く、そのため血糖値はいきなり下がることになります。

低血糖になるとそれがストレスとなり、副腎からアドレナリンというホルモンが分泌されます。アドレナリンは血糖を上げるホルモンだからです。

低血糖をなんとかしたいとこのアドレナリンが出ると、また甘いものが欲しくなり貪り食います。そこで高血糖となりますが、すぐにインスリンが出ます(インスリン・スパイク)。そしてまた低血糖。これを繰り返すという悪循環になっていきます。

こうしたことを繰り返していると、糖代謝に関わる膵臓や肝臓、副腎などの器官が疲弊し、血糖の調節機能に狂いが生じるようになります。わずかな砂糖を摂っただけで、膵臓が過剰に反応して必要以上にインスリンを出すようになると、血糖値の落ち込みが酷くなったり慢性的な低血糖状態が続くようになります。これが「低血糖症」です。

② 低血糖症による心身の異常
低血糖症とは、脳を含む全身のエネルギー源である血液中のブドウ糖のレベルが、異常に低くなる病気です。低血糖症によって細胞へのブドウ糖の供給が不足し、脳と体のエネルギーショック状態が引き起こされます。

ブドウ糖だけをエネルギー栄養素としている脳は、全体のブドウ糖消費量の内46%も消費されていると言われています。低血糖の影響は全身に及びますが、特に心臓・神経・脳への影響は重大です。

低血糖症によって引き起こされる症状は様々ですが、まず、極度の疲労や脱力感、動機や震え、猛烈な飢餓感、あくびやため息などが現れます。特に脳はブドウ糖だけを唯一のエネルギー源としているので、低血糖の影響を敏感に受け、イライラ、癇癪、神経過敏、不安感、集中力欠如などの症状が現れます。

低血糖となったとき分泌されるアドレナリンは血糖を上げようとしますが、このホルモンには人を興奮させ、攻撃的にさせる作用があります。アドレナリンはストレスに対処するために必要なホルモンですが、それが過剰に分泌されると、人格を変えてしまうほどの強烈な影響を及ぼすことになります。

③ 子供や青少年の心身の異常さの背景に「低血糖症」
現在、大きな社会問題となっている子供や青少年の心身の異常さは、「低血糖症」が大きく関わっていると思われます。落ち着きがなくてすぐ切れる、頭が真っ白になって考えがまとまらない、無感動で無表情といった精神的脆さや異常さの背景には「低血糖症」の影響があるのです。

アメリカでは、低血糖症についての認識がかなり浸透しています。そして多くの栄養学者が、砂糖の過剰摂取が低血糖症を引き起こし、心身に重大な悪影響をもたらすことを警告しています。アメリカで行われた研究では、犯罪者や非行少年の80%以上が低血糖症でした。「犯罪の裏に低血糖症あり」ということです。またマクガバンレポートでは、精神病患者の67%に低血糖症が関係していると報告しています。

4. ビタミンB群、カルシウム不足からくる症状

糖質は消化される際ににブドウ糖になり、これが代謝機能に働きかけることでエネルギー源に変わります。この消化の際に必要なのが、体温の維持や食べ物の消化、脳の働きなどに重要な働きをするビタミンB群や、カルシウムなどの栄養素です。甘いものを沢山食べるということは、体内でそれだけの糖分を消化するために、ビタミンB群やカルシウムも大量に必要になってきます。そのため体内にこれらの栄養素が不足すると、身体に悪影響が及び、様々な弊害が起こるのです。

① うつ状態
体や脳神経が使うエネルギーを作る際に必要な栄養素が、疲労回復のビタミンとも呼ばれるビタミンB1。砂糖の過剰摂取でビタミンB1が不足状態になると、脳神経がエネルギー不足になり、気持ちが安定しなくなって、興奮したり落ち込んだり、すぐにイラついたり、緊張しやすいなど、うつ状態に陥ります。

② 冷え性
体内のミネラルやビタミンが慢性的に不足状態になると、ブドウ糖がエネルギーに変化しにくくなり、体温が上がらずに低体温を招くようになります。また、体が冷えることによって便秘になったり、免疫力が落ちて風邪をひきやすくなったりすることも。

③ 骨粗しょう症
一般的には高齢者に多い病気だが、砂糖の過剰摂取を続けて慢性的なカルシウム不足になると、カルシウムが骨から溶け出し、若年層でも骨粗しょう症になる恐れがあります。正常な人間の動脈血は水素イオン濃度 (pH) が 7.35~7.45の弱アルカリ性に保たれているが、強酸性の砂糖を摂り過ぎると、血液がアシドーシス(酸性過多)の状態になります。

血液がアシドーシス(酸性過多)に傾くと、血液が細菌・ウィルスの繁殖の土壌となり、様々な疾患に結びつき体に悪影響を及ぼので、恒常性が働き、これを中和するためにカルシウムのようなミネラルが使われ、最終的には炭酸ガスや水として体外に排出されます 。砂糖の摂り過ぎが続くと当然、骨や歯、爪からのカルシウム動員が続き、その結果爪は脆くなり、また歯は弱くなり、骨はカルシウム不足となって骨粗しょう症になるのです。

その他にもビタミンB群の欠乏によって、疲労感や倦怠感、肩の凝りや口内炎、貧血などの症状が引き起こされます。

5. 肥満

体が活発に活動している時は、ブドウ糖は次々とエネルギーに変換されていきますが、すぐに使われない場合は、インスリンの作用によって「グリコーゲン」に変えられ、肝臓や筋肉内に蓄えられていきます。しかし、グリコーゲンの貯蔵量には限度があるので、余ったブドウ糖は体脂肪(中性脂肪)として蓄積されます。体脂肪は予備のエネルギー源であり、活動が増えて食事から獲った糖が不足したときには燃焼に廻されますが、活動が少なく消費量より摂取量が多ければ、体脂肪が増加し肥満を招くことになります。

6. 腸壁のバリアーを壊し、アレルギーを引き起こす

昔から、砂糖や甘いものが湿疹を悪化させることがあることが知られていました。肉や牛乳、卵などの高タンパク食品は腸壁のバリアーを壊し、アレルギーを酷くしますが、砂糖の摂り過ぎも同様です。砂糖も腸壁を膨張させ、透過性を高めてアレルゲン物質を血液中に引き込みやすくします。腸管の透過性が増大し、食べ物が大きな分子のまま吸収されてしまうのです。牛乳や卵に大量の砂糖を加えたケーキやクッキーなどのお菓子類は、最もアレルギーを悪化させる食品の一つです。

■低血糖症がアレルギーを酷くする
アレルギーと低血糖症は、密接な関係があると言われています。低血糖症によるストレスが副腎を弱らせ、アレルギー反応を酷くします。アレルギーの体は常にアレルゲンに対処するために、強いストレスに晒されています。そこへ低血糖症のストレスが追い討ちをかけ、副腎に大きなダメージを与えることになります。すべてのストレスは、特にそれが長期に渡る場合、副腎を疲弊させ、アレルギーを起こしやすくします。

■ヒスタミンの放出が促進される
砂糖は極陰性の食物です。極陰の作用として弛緩性・崩壊性の作用が強く現れ、組織は緩み細胞は崩壊していきます。砂糖の摂り過ぎによって細胞は壊れやすくなり、ヒスタミンの放出が促進されます。ヒスタミンとは、アレルギー反応(抗原抗体反応)の過程で免疫のマスト細胞から放出される”起炎物質”で、腫れやくしゃみ、痒みなどの炎症反応を引き起こします。

大量の砂糖によって腸内環境が悪化すれば、腸のバリア機能・免疫機能が低下します。腸内環境の悪化はアレルギーだけでなく、どんな病気(大腸炎、大腸ガン、肺ガン、子宮ガン、前立腺ガン、リウマチ、膠原病、心臓病等)も腸内環境の善し悪しが大きく影響していると言われています。また、過剰な砂糖は血液の粘度を高め、細胞、組織を老化させます。

【出典】ホリスティック健康学・ホリスティック栄養学入門 小池里予、小池英共著

7. 腸内腐敗、消化器官炎症、全身炎症の元

砂糖の入った食べ物は、胃腸内で悪玉菌、日和見菌、さらには真菌の餌になり、これらの菌が増加します。このため、胃炎、腸炎、大腸炎、食道炎といった消化器系が強い炎症を起こし、胸やけ、胃部不快、下痢、便秘のみならず、様々な痛みを伴うようになり、便も臭くなり、腸内腐敗が進み、全身に悪影響をもたらします。

8. 便秘、憩室、ヘルニア、胃下垂、内臓下垂、臓器下垂

砂糖の入った加工食品(和・洋・スナック菓子他)を毎日摂っていくと、胃腸管が弛緩します。その理由は相対的カリウム用作用によるものと言われています。カリウムの組織弛緩作用が続いて、胃腸管は緩みに緩み、胃も腸も下垂を起こし、垂れ下がります。腸の緩みは蠕動不良につながり、便秘になりやすいし、それでも何とか便を出そうとするので、腸壁が内圧で膨れ上がり、憩室が生じたりします。

組織の緩みは、ヘルニア(小用径または椎間板)や子宮脱も起こりやすくなります。また、眼瞼下垂も起こりやすく、重症筋無力症も砂糖の過剰摂取が原因のことが多いと言われています。

9. ストマック・リアクション

多量の砂糖や単糖類・二糖類が胃に入ると、「ストマック・リアクション」という反応が起こります。多量の単糖類・二糖類が入ると胃腸の働きが止まってしまうのです。

東大で実証された「糖反射」の実験が有ります。被験者に砂糖水を飲ませますと、数十秒間、胃腸の働きはピタリと止ります。反対に塩水を飲ませますと、胃腸の働きは急に活発化します。

この糖分を摂ると細胞の働きが緩慢になる生体反応を、東大では糖反射と名付けました。なぜこの様な事が起こるかが確定されている訳ではありませんが、多過ぎる糖分は、細胞を取囲むと、絶縁物質となり、神経信号の伝達を阻害していると考えられています。(排泄の科学より)これが頻繁に繰り返されると胃壁がただれて、最悪の場合は胃癌にまでなってしまいます。

10. めまい(メニエール氏病)、浮腫

組織の弛緩は体液の露出を起こし、全身がむくみやすくなります。内耳がむくんで起こるのがメニエール氏病です。

11. シミ、ソバカス

砂糖の摂り過ぎの弊害は肌にも現れてきます。シミやほくろ、そばかすの多い女性が近頃多いのですが、これは砂糖やアルコールの摂り過ぎにより起こります。

夜のお水の商売の方、お肌にシミが満開で困っておられる方が結構いらっしゃるのではないかと思います。余った糖類を体が外へ出そうとして、それが肌に黒いシミを作っていくのです。

12. 砂糖はエンプティ・カロリー食品

砂糖は、その代謝に必要な栄養素(ビタミン、ミネラル)がほとんど失われってしまった精製糖です。そのため砂糖は、カロリーだけあって他の栄養素を含まないという意味で「エンプティ・カロリー食品」と呼ばれています。

私たちが必要とするカロリーは、運動量や体重から適量が決まっています。そこに、カロリーだけの食品を大量に摂ると、すぐにカロリー枠が一杯になってしまい、残されたわずかな枠で「必須栄養素」のすべてを摂らなければならなくなります。食事の中でエンプティ・カロリー食品が増えるほど、カロリーだけは満たされても必須栄養素は欠乏するという事態が生じるのです。

特に、砂糖の過剰摂取は「微量栄養素の欠乏」を引き起こすします。食物が体内で利用されるためには、代謝を進める微量栄養素が不可欠。砂糖はエンプティ・カロリー食品なので、ビタミン・ミネラルなどは含まれていないため、それを摂ることで体内の微量栄養素を消耗させることになり、微量栄養素を一層、欠乏させてしまうのです。

【参考書籍】「新・食物養生法 食医学と薬効食品」鶴見隆史著
      「食物養生大全」鶴見隆史著
      「ホリスティック健康学・ホリスティック栄養学入門」ホリスティック栄養学研究所 
      「砂糖は体も心も狂わせる」高尾利数書

☆砂糖代替糖☆

① 黒砂糖かハチミツ
② メープルシロップ
③ ココナッツシュガー
④ 粗精糖
⑤ 古式原糖
⑥ 羅漢果
⑦ 煮切りみりん
⑧ 洗双糖

いずれも適量を使いましょう。

① 黒砂糖かハチミツを適量使う
甘味には、黒砂糖かハチミツを適量使うようにする。黒砂糖も、沖縄の宮古島産のものは、あくが少なくて美味しい。だからと言って食べ過ぎはダメ。黒砂糖やハチミツはアルカリ性で、ミネラルやビタミンを多く含んでいる。特に、ハチミツは酵素も多く、健康の為には本物のハチミツか黒砂糖を適量使うようにする。

② メープルシロップを適量使う
料理によっては、黒砂糖のえぐみや、蜂蜜のクセがきになることがあるが、メープルシロップは白砂糖と比べて血糖値をあげにくく、しかもミネラル等の栄養値が高い。

③ ココナッツシュガーを適量使う
ヤシの木の花が開く前のつぼみから出る花蜜を集めて煮詰めたものです。やわらかな甘さでコクも感じられ黒糖に近く、様々な調理に使いやすい。カリウムやマグネシウム、鉄分、リン、亜鉛などのミネラルやアミノ酸、ビタミンも豊富に含んでいる。低GI値(上白糖の約3分の1)のため、糖質の吸収がゆっくりで食後の血糖値上昇がゆるやかで、ダイエットにも最適。

④ 粗精糖を適量使う
奄美徳之島名産のさとうきびから生まれた、優しい自然の甘味の粗糖で、カルシウムなどのミネラル・ビタミンが多く含まれている。

⑤ 古式原糖を適量使う
着色料などの添加物は一切不使用で化学的精製がなされていない、ミネラルを多く含んだ砂糖。原料である粗糖を漉し、鉄釜で煮詰め撹拌しながら乾燥させる伝統的な方法で作られ、黒糖に比べくせが少なく使いやすい風味である。

⑥ 羅漢果を適量使う
●食物繊維がたっぷり!
テルペングリコシド配糖体は、食物繊維の一つに分類されるもので、小腸で吸収されずに、大腸まで到達するのです。羅漢果の甘味はこれが極めて多く、すべての栄養、ビタミン、ミネラルの吸収に役立つ作用となります。

●還元作用が強い!
羅漢果が注目を浴びているのは、ビタミン・ミネラルが豊富で、他に類がないほど、還元作用をもつ物質を豊富に含んでいるから。特にビタミンEとカロチンの量が多く、ミネラルではリン、鉄、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛が含まれており、特にケイ素の量が大変多いのも特徴。

但し、一番高価。

⑦ 煮切りみりんを適量使う
煮切りみりん の作り方は、本みりん(出来れば有機の本みりん)を半分くらいまで煮詰めて冷やすだけ。みりん風調味料は使わないで!食品添加物が多過ぎるので。

⑧ 洗双糖を適量使う
さとうきび本来の栄養をより多く残してつくった砂糖が洗双糖。精製率の低いうす茶色の砂糖で、風味も黒砂糖に近くミネラルを含んでいる。鹿児島県産さとうきびのミネラルを活かしてつくった砂糖で、不純物を取り除いて濃縮。遠心分離機による「洗い」を2回繰り返してできた粗糖が「洗双糖」である。精製途中の洗双糖には白い砂糖にはないさとうきびのミネラルが残っている。

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