医食同源|ウニは冷え性に効果がある「海の栗」

ウニは世界中の浅い海に棲んでいて、「海胆」や「海栗」とも書くのは、身(実は生殖腺)がいかにも胆という感じで、外観は栗のイガそのものだからでしょう。

身はタンパク質が100g中16gの他、ウニ特有の味を出しているメチオニン、甘味を醸し出すグリシンやアラニン、苦味のもとのバリンなどのアミノ酸も豊富です。

脳や神経の働きに重要なビタミンB1、B2、リン脂質やグルタミン酸も多く含まれるので、健脳効果がある他、抵抗力を増し、皮膚・粘膜を強化し、眼の働きをよくするビタミンAの含有量は特筆に値します。

ウニの身の赤褐色は、エキノネン、エキノクロールAという色素で、保温効果の原動力となっており、海女が冷たい海中に平気で潜れるのもウニの常食と関係しているようです。

ちなみに、身は生殖腺のため、強壮・強精効果があり、酒によく合うのはアルコールを解毒する酵素が多く含まれているからでしょう。

【出典】医者いらずの食べ物事典 石原結實著

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