医食同源|アサリは肝臓を強くする「日本古来の栄養食」

アサリは貝塚から殻が出土しており、太古から日本人の栄養食だったことがわかります。漁り獲る貝」がアサリの語源です。

潮干狩りと言えばアサリで、河口が近くにある塩分濃度の低い砂泥質の海で獲れますが、今では海岸・河川の汚染で少なくなり、稚貝を採集して生育に適した海底に蒔きつけて養殖することが多くなりました。シーズンは年2回で、4,5月と10,11月です。6~9月の産卵期は「食中毒を起こしやすく食べない方がよい」とされています。

アサリだけでなく、貝殻は一般にコハク酸を多く含むので、味噌汁やスープの具にすると大変旨く、アサリは特にグリコーゲンを多く含むので、香ばしく甘味さえ感じます。また、低脂肪、低カロリーなので、肥満や生活習慣病を持つ人の格好のタンパク源となります。

その上、強肝作用のタウリンやビタミンB1、造血作用のビタミンB12や鉄、強精作用の亜鉛、骨粗鬆症予防のカルシウムなど、種々の栄養素を含む優秀な保健食品です。

【出典】医者いらずの食べ物事典 石原結實著

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