医食同源|ブリは動脈硬化を防ぐ「冬の出世魚」

ブリは体長130cm、体重15kgにもなるアジ科の魚です。北海道から沖縄までの各地の沿岸で獲れる回遊魚で、3~4月頃本州の中部以南で産卵し、孵化すると北上、秋になると南下し、産卵前の冬は栄養を蓄えており美味です。

ブリは「出世魚」で、関東では15cm以下をモジャコ、20cm級をワカシ、40cm級をイナダ、60cm級をワラサ、90cm以上をブリと言います。関西では、ワカナ、ツバス、ハマチ、ブリと変わります。養殖のブリは成長が早いので、ハマチと総称されています。

年越しの行事に出される「年取魚」は関東や東北では新巻鮭が一般的ですが、関西や北陸ではブリが一般的です。一般に太平洋沿岸より日本海のブリの方が美味で、特に富山県の氷見港のブリは「能登ブリ」と呼ばれ有名です。

ブリは、動脈硬化や血栓症予防のEPA、健脳効果のDHAを多く含んでいます。グツグツ長く煮ると柔らかくなって頭も骨も食べられる滋養強壮食品となり、昔から重宝されてきました。

【出典】医者いらずの食べ物事典 石原結實著

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