医食同源|ハモは夏バテを防いでくれる「京の夏の風物詩」

ハモは首を切っても食いついたりするので「食む」が語源とも、中国語の「ハイマン=海鰻」が語源とも言われています。体長は1m以上になります。形相が悪いことから、「鱧も一期、海老も一期」という諺があります。

関東以北では殆んど獲れないので関東人には人気がありませんが、関西ではタイに匹敵する程の人気です。「祭りハモ」という言葉もあるように、大阪や京都の祭りの料理には欠かせない魚で、京都の祇園祭は「ハモ祭り」と言われるほどです。ハモチリ、ハモノオトシ、ハモ寿司などのして食べます。

「ハモは梅雨の水を飲んで旨くなる」と言われるように、旬は梅雨時から初秋までです。近縁のウナギは下半分の方が旨いとされ、反対にハモは上半分の方が旨いというのが通説です。

柔らかい白身の肉には脂質が多く美味ですが、小骨が多く「一寸を24に包丁する」必要があります。ウナギやアナゴ同様、ビタミンAの含有量が抜群に多く、夏バテ予防には最適です。

【出典】医者いらずの食べ物事典 石原結實著

スポンサード・リンク


関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

カテゴリー

『カイテキオリゴ』

ピックアップ記事

  1. 大豆油、菜種油、ゴマ油、紅花油、オリーブ油、コーン油などの薬効について簡単にまとめた。植物油は、すべ…
  2. 梅干しには極端な食べ物(肉など極陽性の食べ物やアルコールなど極陰性の飲み物・食べ物)の害を中和する働…
  3. 米酢などの醸造酢に含まれる酢酸などの有機酸は、食欲増進作用を持ち、疲労物質の乳酸を分解し、疲労回復効…
  4. 「土用シジミは腹薬」「シジミの味噌汁は肝臓によい」「シジミは黄疸に効く」の根拠として、① タウリンを…
  5. フグの肉は脂の少ない白身で、グルタミン酸、イノシン酸を多く含むので、淡白な旨味があり、しかもタウリン…
  6. ハモはウナギやアナゴ同様、ビタミンAの含有量が抜群に多く、夏バテ予防には最適。…
  7. スズキは白身の魚だが、脂の溜まりやすい肉質のため、ビタミンAが180IU、ビタミンDが290IUと脂…
ページ上部へ戻る