医食同源|アナゴは夏バテ予防に効果的な「海ウナギ」

アナゴはウナギに似て腹ビレがなく、背ビレ、尾ビレ、尻ビレが一続きになっているので「海ウナギ」の別称があります。体表はウナギ同様ヌルヌルしていますが、その成分はムチンというタンパク質で、外敵から身を守る働きがあり、食べると強壮効果を発揮します。ウナギとアナゴの鑑別ポイントはアゴで、ウナギは下アゴが上アゴより長く、アナゴは上アゴが長くなっています。

ビタミンAの含有量が非常に多く、また、Eも含まれているため、夏バテ予防、眼球乾燥症や視力低下、肌荒れに効果的です。

アナゴはハモやウナギと同様、血液中に弱いタンパク毒素を持っているので、刺身での生食は出来ませんが、加熱によって毒素は分解され、特に焼くと味はよくなるので、寿司種にされる他、天ぷらやかば焼きにもよく使われます。旬が春から夏なので、食通に言わせると、「魚体の前半分の方が後ろ半分より旨い」とのことです。

【出典】医者いらずの食べ物事典 石原結實著

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