医食同源|イチゴは美肌をつくるラテン生れの赤い果実

イチゴは南米原産のバラ科の多年草です。1,942年にコロンブスがアメリカ大陸を発見した後、ヨーロッパに持ち帰り、17世紀になり、品種改良されて現在のイチゴが作り出されました。日本には、1,840年にオランダから長崎に持ち込まれたため、オランダイチゴの別名があります。

■イチゴの薬用効果

イチゴには豊富な糖分(ブドウ糖と果糖)とクエン酸、リンゴ酸などの有機酸が含まれているので、食前に食べると胃液を分泌を増し、食欲を増進させます。また、果実の中では最も多くビタミンCを含み、鉄も多く含まれているので、貧血を改善する効果があり、皮膚を美しくして血色のよい顔色を作ります。


【出典】https://kinarino.jp/ より

食物繊維の一つであるペクチンの含有量も多いのですが、ペクチンは血液中のコレステロールを下げ、善玉コレステロールを増加させて動脈硬化(脳血栓、心筋梗塞)、高血圧の予防・改善に役立ちます。また、メチルサリチル酸が含まれており、頭痛や神経痛の痛みを和らげる作用も期待出来ます。その他、解熱、利尿、去痰の効能があるので、風邪や気管支炎にも有効です。

また、肝細胞の働きを活性化させる効能もあります。漢方でも、イチゴには浄血、強壮作用がある、とされています。

食べる以外には、歯ブラシにイチゴを載せて磨くと、歯の汚れ、黄ばみ、歯槽膿漏の予防になるとして、ヨーロッパでは、イチゴの季節によくイチゴで歯磨きが行われます。

■イチゴを使った民間療法

・滋養強壮剤
広口瓶にイチゴ1kg、氷砂糖1kg、ホワイトリカー1.8Lを入れて漬け、3週間密封して放置するとイチゴ酒が出来る。これを毎晩寝る前におちょこ1~2杯飲む

・生理不順、子宮筋腫等の婦人病
イチゴの葉10gをコップ1杯の水で半量になるまで煎じて飲む

【出典】医者いらずの食べ物事典 石原結實著

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