医食同源|クルミ栄養価が高く、血管の老化を防ぐ健脳食

ヨーロッパでは古くから栽培されていましたが、日本へは江戸時代に伝播しました。イギリスではクルミの形が人の頭に似ていることから「頭の病気に効く」とされ、中国ではクルミの形が脳に似ていることから「クルミを食べると頭がよくなる」と言い伝えられていますが、漢方の「相似の理論」に基づくものです。

クルミには多量の良質な脂肪(動脈硬化を予防するリノール酸などの不飽和脂肪酸)、タンパク質、ビタミンEが豊富に含まれ、不眠症、ボケ、脳動脈硬化を予防・改善する健脳食と言えるでしょう。

クルミの薬効について、”薬草の自然療法 難病も自然療法と食養生で治そう 東城 百合子著”よりご紹介します。

■クルミの薬用効果

クルミの実は、固い殻の中の種子の部分ですが、この中には脂肪、タンパク質、カルシウム、ブドウ糖、ビタミンB1、Eなどが含まれ、栄養価の高いものです。クルミの脂肪は、リノール酸、リノレン酸、オレイン酸が多いので、血液中のコレステロールを除くのに役立ちます。血管の老化を防ぐので、動脈硬化、高血圧、腎臓病の人にもよいのです。

これらの脂肪は吸収されやすいので、病人の回復期に生のクルミを一回に二、三粒ずつ食べさせると、内臓や筋肉を丈夫にし、治りが早くなります。また、細胞の防水性が高く、不要な水分を弾き飛ばし、公害物質の侵入も予防します。

こうした木の実類(カヤの実、松の実、カシューナッツなど)は、みな抗公害性を持っています。ほかにも、クルミを食べると胃腸の働きがよくなり、便秘、神経過敏症が治って安眠出来るようになり、不眠症やノイローゼを治す効果もあります。

ビタミンB1と共に多く含まれるEは、体の組織を活発にし、毛髪が薄くなったり白髪になるのを防いで、黒々と艶のよい髪の毛にします。また、脳の働きも強め、健脳食でもありますから、毎日少しずつ食べるようにしましょう。


【出典】https://horti.jp/25126 より

むいてあるものは、日が経つと脂肪が変わってしまいますから、殻つきのものを使って下さい。すり潰して味噌に混ぜたり、クルミ餅やクルミ和えなど、上品な風味でとても美味しいものです。色々工夫して、日常の食卓にとり入れてみましょう。

【出典】薬草の自然療法 難病も自然療法と食養生で治そう 東城 百合子著

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