医食同源|大豆はイソフラボンが乳ガン・子宮ガンを予防する

大豆の一粒には、実に様々な栄養が詰まっています。タンパク質をはじめ、脂質、糖質、ビタミンB1、ビタミンE、葉酸、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、鉄、亜鉛、銅など、栄養素の種類がとても豊富。ビタミンやミネラルの含有量が多いのも特徴のひとつです。その一方で、大豆にはコレステロールが全く含まれていないこともわかっています。

大豆が持つ栄養のなかでも注目したいのは、やはりタンパク質です。国産大豆(乾燥)は、100g中に33.8gものタンパク質を含んでいます。ただし、タンパク質と一口にいっても、肉などに含まれるタンパク質と大豆などに含まれるタンパク質には違いがあります。たとえば、大豆のタンパク質は肉のタンパク質に比べて低カロリー。大豆と同量のタンパク質を肉から摂取すると、余分な脂質も同時に摂取しやすくなります。

タンパク質とあわせて注目したいのが、大豆の機能性成分です。細胞の構成に欠かせない「大豆レシチン」や、抗酸化作用を持つ「大豆サポニン」、善玉菌のエサとなる「オリゴ糖」、女性にうれしい働きが期待される「大豆イソフラボン」など、大豆には健康を支える成分が豊富に含まれています。

イソフラボン(ポリフェノールの一種)は、女性ホルモンに酷似した作用があり、乳ガン、子宮ガンの予防、骨粗鬆症の改善に有効です。

【参考】大豆って何がスゴイの?期待される健康メリットは? 大塚製薬|栄養ラボHPより

大豆の健康効果について、”医者いらずの食べ物事典 石原結實著”よりご紹介します。

■大豆の健康効果

大豆は中国北部原産のマメ科の1年生草本で、日本へは縄文時代に伝わりました。明治18年のウィーン万博には日本は大豆を出品し、ドイツの科学者から、その栄養の豊富さを絶賛され、「畑の肉」と呼ばれました。

事実、牛肉と同様の必須アミノ酸が含まれ、脂質は血中コレステロールを低下させるリノール酸やオレイン酸を多く含み、ビタミンB1、B2、B6、E、Kなどのビタミン類、カルシウムや食物繊維も豊富です。

また、肝機能を高め、利尿を促し、高脂血症を防ぎ、老化を予防するサポニン、脳の働きをよくするレシチンなど、健康増進成分が豊富に含まれています。

さらに、イソフラボン(ポリフェノールの一種)は、女性ホルモンに酷似した作用があり、乳ガン、子宮ガンの予防、骨粗鬆症の改善に有効です。

大豆タンパク質に含まれるリジンやスレオニンなどの必須アミノ酸は、白米には殆んど入っていないので、ご飯と味噌汁、納豆、豆腐、醤油などの組み合わせは栄養学的にも最高なのです。

【出典】医者いらずの食べ物事典 石原結實著

■大豆加工食品の素晴らしい健康効果

【生味噌】
味噌の有効成分とガン予防効果
生味噌には、アミノ酸、イソフラボン(アグリコン)、セリルトリプトファン(ペプチド)、メラノイジン、αーリノレン酸エチルエステル、サポニン、ビタミンE、レシチン、酵素等が含まれ、高脂血症・動脈硬化、肝臓障害はじめ胃ガン、乳ガン、大腸ガン、肝臓ガンの予防となる。

生味噌は血圧を下げる
生味噌に含まれるメラノイジンにはACE(アンギオテンシン変換酵素)阻害作用があり、難消化繊維としての役割に、塩化ナトリウム(塩分)を吸着して排泄する作用が強いから。乳酸菌を増殖させ、腸内で胆汁酸と結合し、コレステロールを多く排泄させ血中コレステロール値を低減させる。

生味噌は健康サポーター、酵素の力を生かす食べ方は?
味噌、特に生の味噌は健康保持に大変有効な食材です。酵素の力を生かすには、加熱し過ぎないこと。スティック野菜に付けて食べるか、冷や味噌汁(またはぬるま湯味噌汁)にして飲んだりすると良い。

【納豆】
納豆の効能と有効成分|100℃でも死なない強い納豆菌
納豆の魅力は、まず「納豆菌」と「ナットキナーゼ(酵素)」、そして納豆菌がつくる「作用物質」であり、納豆は最も解毒効果が高い。旧ソ連時代のチェルノブイリ原発事故の時には、納豆や味噌が沢山ソ連に持ち込まれた。ナットキナーゼは世界中に知られ、サプリメントもアメリカや中国で大人気。

納豆は最強の健康食品①|血栓を溶解、血液サラサラなど
納豆のナットキナーゼとビタミンK2による血栓溶解力は最強であり、ジピコリン酸やイソフラボンも相まって、血液をサラサラにし、動脈硬化や高脂血症が改善される。

納豆は最強の健康食品②|血圧低下作用は最強、骨粗鬆症の予防、抗ガン作用等
納豆による血圧低下作用は最強であり、含まれるビタミンK2は骨の強化・骨粗鬆症を予防する。納豆菌は胃潰瘍や胃ガンの原因となるピロリ菌の殺菌効果もある。アメリカでは前立腺ガンや乳ガンの予防に納豆が注目され、抗炎症、アレルギー抑制作用、美肌作用も指摘されている。

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