医食同源|ジャガイモは血液中の尿酸値の増加を防ぐ

ジャガイモにはビタミンCと並んで、カリウムも豊富に含まれています。ジャガイモに含まれるカリウムの量は100g当たり410mgと野菜の中ではトップクラスです。カリウムは、血液の中の塩分を体外に出す作用を持つので、体の中の塩分のバランスをとって高血圧や動脈硬化の予防になります。

糖尿病や心臓の働きの低下、不整脈はカリウムが不足することにより起こります。糖尿病の症状にも効果的です。

ジャガイモは、芋類の中でも珍しいアルカリ性の野菜です。アルカリ性の食べ物は血液や尿が酸化してしまうのを防ぎます。血中の尿酸増加を防ぐため、痛風、壊血病、くる病などの病気の予防になります。酸性食品である肉類や魚類、乳製品の付け合わせとしてとても良い野菜となります。

ジャガイモの薬用効果について、”医者いらずの食べ物事典 石原結實著”よりご紹介します。

■ジャガイモは血液中の尿酸値の増加を防ぐ

ジャガイモは南米のアンデス原産でナス科の多年生草本です。日本には1,598年、オランダ人がジャワのジャカルタから長崎の平戸に持ち込んだため、「ジャガタライモ→ジャガイモ」となりました。但し本格的な食用は、明治時期に欧米から新品種が導入されてからです。

アイルランドではリウマチや坐骨神経痛よけのおまじないとして、ジャガイモをポケットに入れて持ち歩く習慣があったとされますが、漢方でも、打ち身や腫れ、関節炎による痛みに、ジャガイモの生汁と適量の小麦粉と酢を混ぜて湿布するという民間療法があります。


【出典】https://www.olive-hitomawashi.com/ より

ジャガイモにはビタミンB群やC(加熱調理しても壊れにくい、ジャガイモのデンプンが熱で糊化してCを包み込んで庇護するため)、パントテン酸、カリウム、イオウ、リン、塩素などのビタミン、ミネラルがバランスよく含まれています。ビタミンCには解毒作用や細胞組織の再生機能の促進作用があり、イオウ、リン、塩素は殺菌・浄化作用や皮膚・粘膜の浄化・再生に有効なため、ジャガイモは美容食としても抗潰瘍食としても格好の食物です。また、抗ウィルス作用を持つプロテアーゼ阻害物質やクロロゲン酸には、発ガン物質を抑える作用があることが分かっています。

その他、パントテン酸は消化の促進、肉の中毒を解毒し、カリウムは血圧を下げる効果があるので、肉類の付け合わせにジャガイモは最適です。漢方でも昔から、ジャガイモには「健脾益気」(胃腸を強くし、気力体力を益す)・「利水消腫」(排尿を促し、むくみをとる)などの効能があるとしています。

■ジャガイモを使った民間療法

・胃潰瘍
ジャガイモを厚さ1cmほどに切り、網で真っ黒になるまで焼き、1日2~3枚食べる

・軽いやけど
ジャガイモの生汁を搾って患部につける

・痛風、座骨神経痛
人参、セロリ、ジャガイモの生ジュースを毎日飲む

人参1本(約400g) → 120cc
リンゴ1個(約250g) → 200cc
ジャガイモ50g   →  30cc
セロリ50g →  35cc    385cc(コップ2杯強)

【出典】医者いらずの食べ物事典 石原結實著

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