現代の日本人の労働量、運動量から考えて、いかにも「食べ過ぎる」ことにより、メタボリック・シンドロームの他、種々の病気を招来している人たちが殆んど。生活も夜型になって、朝の胃袋の中には、前日の夕食の食物がまだ残っていることも多い。だから、1日3食というのは食べ過ぎで、石原結實先生の薦める1日1~2食を実践されて、メタボや肝機能、生理痛や生理不順、喘息が改善された方は枚挙にいとまがない。

石原式「基本食」について、”食べない健康法” 石原結實著よりご紹介します。

■石原式「基本食」とは?

一般の現代日本人の肉体労働量、運動量からすると、1日3食はいかにも多過ぎる。毎日、早寝早起きし、昼間も肉体労働やスポーツで体を十分に動かしている人が、よく噛み、腹八部を条件に1日3食を摂るのは問題ないだろう。

しかし、一般のサラリーマンやOLの方々、自営業の方々は、夜遅くまで働き、それから、アルコールや食事を9時、10時まで摂り、睡眠時間も5~6時間しかとらずに、次の朝を迎え、バタバタと出勤している人が多いはずである。

そういう人たちの朝の胃袋の中には、前日の夕食の食物がまだ残っていることも多く、それ故、「食べたくない」と本能が訴えているのに、「朝、食べないと1日活動するカロリーが摂れない」「1日3食、しっかり食べないとむしろ、メタボリック・シンドロームにかかりやすい」……などというようなことを、医大や大病院の著名な医師たちがテレビや新聞・雑誌で語ったり、発表したりするものだから、無理に朝食を摂り、却って体調を悪くする人たちも少なくない。

朝から食欲のない人は、お茶や水で「水分」を補っていれば、食べる必要はない。特に、高脂血症、高血糖(糖尿病)、高尿酸血症(痛風)、高塩分血症(高血圧)、高体重(肥満)……等々、「高」のつくメタボリック・シンドロームを患っている人は、朝、食べると、そうした病気の悪化に拍車をかけることはあっても、改善することはない。

【朝は生姜紅茶か人参・リンゴジュース】
しかし、そうした病気持ちの人でも、朝から空腹を感じ食べたいと思う時は、紅茶に黒砂糖(これにすりおろした生姜を加えるとさらに良い)、リンゴジュース、人参・リンゴジュース等々で、糖分と水分を補ってあげると、十分に事足りる。


【出典】https://oceans-nadia.com/ より

何故なら、「空腹感」や「満腹感」は腹(胃腸)が「空」とか「満ちている」から起こる感覚ではなく、血糖が下がった時に、脳の視床下部の「空腹中枢」が空腹を、血糖が上がった時に、同じく「満腹中枢」が満腹を感じるからである。

だから、今述べた糖分を含む紅茶や野菜ジュースを摂ると数分後には、血糖が上昇して空腹感がなくなる。


【出典】http://syougakounou.seesaa.net/ より

「低タンパク発作」や「低脂肪発作」などは存在せず、「低血糖発作」(イライラ、不安、動悸、しびれ、失神……)しか存在しないことを考えれば、私たち人間の60兆個の細胞は十分な活動が出来ることを示している。

【昼食はソバ、ネギや七味唐辛子を存分にふって】
こうして、「朝食」に固形物を摂らずに、野菜ジュースや生姜紅茶で水分と糖分、それに、ビタミン、ミネラルを補うとすれば、昼食は「ソバ」が良い。「ソバ」は8種類の必須アミノ酸を含む優秀なタンパク質、動脈硬化を防ぐ植物性脂肪、エネルギー源の糖分、殆どのミネラル、ビタミンを含む「完全栄養食」であるからだ。これに、血管を拡張して血行を良くし、体を温めて、気力、体力を増すネギや七味唐辛子を存分にふりかけると、さらに良い。

「ソバ」に飽きたら、具沢山のうどんやピザ、パスタでも良いだろう。うどんにも同じくネギや七味唐辛子をしっかりふりかけ、ピザやパスタにもタバスコ(血行促進、体温上昇作用のあるカプサイシンを含む)をふりかけるとよい。

【夜は何でもOK】
こうして、朝食、昼食をすませると、夕食はアルコールを含めて、何を食べてもよい、というのが「朝だけ断食療法」=「石原式基本食」である。これを実行された読者から、これまで数百通に及ぶ、感謝の手紙を頂いた。曰く、

【石原式基本食を実践された方からの声】
「半年で体重が25kg、ウェストが20cm減って、血圧、コレステロール値が正常値になった」
「喘息が軽くなった」
「肝機能が改善した」
「生理痛や生理不順がよくなった」
「糖尿病がよくなった」
「血圧が下がった」

等々、枚挙にいとまがない。

「朝食を抜くと調子が悪い」とか「勤務時間の都合で、朝食を抜けない」とか、「昼食や夕食を抜いた方が、生活のリズムや体調的にもよい」などという方は、もちろん、ご本人が「一番、調子がよいと感じられる少食」健康法を実践されるとよい。

要は、日本人の現在の労働量、運動量から考えて、いかにも「食べ過ぎる」ことにより、メタボリック・シンドロームの他、種々の病気を招来している人たちが殆んどである。だから、1~2食抜きの「食べない健康法」は、ご本人が「一番、気分がよい、体調がよい」という食事の抜き方にすれば良いのである。

【出典】食べない健康法 石原結實著

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