少食健康法の効用|少食は免疫力を上げる

少食(1日1~2食、断食)にすると免疫力が上がることが、アカゲザルによる動物実験で確認されています。免疫力の中心的な働きをしているのは白血球ですが、血液1mL中には4,000~8,000個の白血球が存在しています。少食にすると血液がキレイになり、その分、白血球の血液中の毒素(バイ菌や老廃物)を処理する能力が高まるからだと考えられます。

以下、石原結實先生のご著書”食べない健康法”よりご紹介します。 

■少食は免疫力を上げる

米国ポートランドのオレゴン健康大学ワクチン遺伝子研究所のJ・ニコリク・ズーキック博士等は、「18年間、30%のカロリー制限を行ったアカゲザルは普通食を与えられたアカゲザルに比べて、歳をとってもT細胞のレベルが高く(免疫力が旺盛)、細胞が若く、病気になりにくい」との研究結果を発表している。

また、同博士等は、18歳から23歳のアカゲザル(ヒトでは60~70歳に相当)41匹のうち、

・28匹 … 標準食
・13匹 … 30%のカロリーカットをした食事(腹7分の低カロリー食)

を与えて、長期にわたり観察を続けた処、低カロリー食のアカゲザルでは、加齢により最も影響を受ける免疫細胞であるT細胞の機能や産生能が向上し、逆に、炎症物質の産生量が減少することを実験で確かめている。

「カロリー制限が、免疫機能の老化を遅らせ、感染症への抵抗力を維持することで、結果的に寿命を延ばす」とズーキック博士は述べている。

米国・南カリフォルニア大学の老化研究所の准教授T・E・モルガン博士は「この研究結果は、カロリー制限による有益な効果は抗炎症作用によってもたらされる、という証拠の裏付けになる」と述べ、この研究を高く評価している。

【出典】食べない健康法 石原結實著

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