■食の常識、「朝はしっかり食べろ」「三食しっかり食べろ」は大間違い!

「朝はしっかり食べよ」とか、「三食しっかり食べろ」というのは、現在では常識となっており、このことを疑う人は少ないと思います。小学校でも中学校でも、先生や栄養士たちが朝食をしっかり食べたか否かを生徒に聞いたり調べたりして、朝食をしっかり摂るように指導します。

ところが、「朝はしっかり食べよ」ということが広まったのはそんなに古いことではありません。調べてみると、日本人が一日三食になったのは江戸時代になってからのようです。それまでは一日二食(昼と夕)だったのです。江戸時代からといっても皆がそうだった訳ではなく、明治や大正の頃までは朝食も粗末なものでした。

本格的に朝に栄養をということで「朝食重視」が叫ばれるようになったのは、やはり戦後、それも昭和30年を過ぎてからです。

■目が覚めてすぐは、内臓その他の臓器が活動していない

身体がよく活動し始めるのは起きて3~5時間経ってからです。それ故、目が覚めてすぐ栄養のあるものをしっかり食べたら、ただただ内臓(胃腸のみならず肝、腎、心臓まで)は疲れ果て、消化不良を起こしてしまいます。そして、ホルモン系も自律神経系も異常をきたしてしまうことになります。

■一日二食で消化器系が休息できる

一日二食ならば、胃と腸と肝その他の消化器系臓器が働く頻度が少なくなり、それらの臓器の休息につながります。三食では働かせ過ぎで、内臓が疲れ果てて弱ってしまい、それは病気の遠因となります。

消化器系は意思で働く器官ではありません。「休みなさい」と命じても休んでくれません。だからこそ、しっかり休めるように食物を適切に摂る必要があるのです。

■過食者の血液はバイ菌だらけ

過食すると消化不良となり、腸管に腐敗菌が急増し、それは胃と腸で死なないで腸管から血中に入り込み、血漿中で栄養分を増殖し、全身がバイ菌だらけとなり、いわゆる菌血症を起こし全身の至る所へ感染を起こしていきます。

さらに血球が食べられるとパラサイトと言われる菌の巣食った血球となり、これがガンの元となります。その結果、抵抗力が落ちて簡単に風邪をひくし、それにも拘らず過食を続けていると様々な慢性疾患につながるという訳です。そのとき血球は間違いなくルローの状態であり、正常に機能しにくくなっています。

さらに過食で最も困るのは、消化酵素が消費され尽くすということにあります。酵素が使われて枯渇すると消化能力はガタ落ちとなち、益々消化不良になり、血液はどんどんルロー化していくのです。血液がルロー化すると、そのことが血の汚れにつながり、芋づる式で様々な悪しき状態を引き起こすようになります。

私たちが生きていくのに必要最低限量以上の食物を体の中に入れた場合、これが老廃物、余剰物となり、病源菌がはびこるための餌になるのです。

【参考】食物療法大全「食」による病気治しの考証 鶴見隆史著

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