玄米食の利点と欠点⑪|酵素阻害剤は何故人間や動物にとって毒なのか

酵素阻害剤があるからこそ種は永久的に保存されるのですが、酵素阻害作用を解除しないまま食べると毒になるのは間違いありません。

特に膵臓ガンをはじめ多くのガン、あるいは難病に罹患してしまいます。それぐらい酵素阻害剤のABAは毒性がつよい物質です。

種は体内に入ると基質(タンパク質、脂質、炭水化物)のフリをして酵素にからみついて、酵素をがんじがらめにして失活させるのです。

では、人間や動物は、何故酵素が阻害されると病気になるのでしょうか。逆に言えば、人間や動物は酵素がなければ生きられないということです。

人間も動物も生まれた時に無数の酵素が体内に存在しています。しかし、この酵素は徐々に減っていきます。それが半減した時、死を迎えます。

最近の寿命説で最も信憑性があるのは「酵素寿命説」です。人間や動物の寿命は、体内にどれだけ酵素が残っているかということです。

人間の体の中では、細胞の核の中にあるDNAで酵素が毎日生産されています。しかし、加齢とともに時間の経過とともに生産量は少しずつ減ってきます。その結果、代謝が弱まり(活力がなくなり)、結果として病気になり、やがて死を迎えます。

つまり、酵素は人間や動物の生命活動や生死に直結しており、その働きを阻害する物質の存在は病気産生の元となる訳です。酵素が減ってきたり、酵素の働きが阻害されれば、病気→短命化となるのは当然なのです。

【出典】食物療法大全「食」による病気治しの考証 鶴見隆史著

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