血液がサラサラな状態からルロー化するのは何故か

1. 陽イオン物質がルローの原因

赤血球の外膜はマイナスに帯電しており、赤血球同士は反発し合い、本来はくっつきません。赤血球は血液中ではプラスの電荷を持つイオンが集まるためです。

その結果、血球の周囲はマイナスイオンのバリアを張ったような状態となりますが、これを「ゼータ電位」と言います。ところが、そこにプラスイオンが入ってくると、ゼータ電位は中和されてしまい、糊がくっついたような赤血球になります。その時、赤血球同士がくっつき始めます。

そのゼータ電位を中和する物質こそタンパク質や糖化物質です。これらは赤血球同士をくっつけたり、アキャンソサイトを起こすのですが、高タンパク質(特に動物性)と糖化物質がよくないのは、ルローを起こすという大きな欠点があるからです。

特に動物性タンパク質は強烈にルロー化したりアキャンソサイト化したりするので、摂り過ぎるととても危険です。

「何故糖化が悪いのか」という質問の答えの一つもここにあります。糖化とは、糖とタンパク質がくっついたものです。そして、これが強烈な陽イオン物質となり、ルロー化を起こします。その結果、組織は栄養失調、酸素不足そして「活性酸素」だらけになっていきます。


2. ルローで起こる病気

ルロー化によってすべての慢性疾患が生じます。とくに有名なのは次の疾患です。また、アキャンソサイトという現象でも、全く同様の疾患が生じます。

アキャンソサイトは血中を流れる赤血球がアミン類の影響で丸い球状になったうえに、まるで金平糖のようにイボイボがくっついたものを言います。

・子宮筋腫、月経困難症
・網膜症、白内障
・痔疾
・下肢静脈瘤、足の壊疽
・腎不全、糖尿病
・狭心症、心筋梗塞
・脳卒中、脳梗塞
・ガン全般
・神経疾患
・膠原病
・難病(神経疾患含む)

【出典】食物療法大全「食」による病気治しの考証 鶴見隆史著

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