ガンによる死亡者数比率はアメリカより日本の方が高い

このようなガンの増加傾向を続けている国は、世界の先進国の中で日本が突出しています。欧米諸国では毎年約1%程度、ガンによる死亡者数が減っているのです。ガンによる死亡率を日米で比較したものが次のグラフです。これはWHOが発表しているガンに関するデータより作成したものです。

これによると、人口10万人当たりの粗死亡率では、1,960年の時点では男女ともにアメリカの方が高かったものが、男性は1,990年に、女性は2,005年に逆転して、以後、日本人のガン死亡率はずっとアメリカを上回っています。

しかし、これは考慮していない粗死亡率なので、高齢化率がアメリカよりも高い日本の方が(2,015年時点でアメリカ14.8%、日本26.7%)ガンの罹患率や死亡率が高いのは当然としても、年齢調整後においても、男性は2,000年に日米逆転して、日本人男性のガン死亡率はアメリカを上回っています。これに対して、かつては病人大国の筆頭だったアメリカは、「マクガバン報告」を境に、少しずつ良くなってきました。

■医療技術は進歩しても増える病人

日本におけるガンによる死亡者数は下記のグラフ「日本人の主要死因の推移」にあるように、1,970年代から増加し始め、2,001年には30万人を突破。

2,015年には37万340人、35年で2.7倍に増加しました。健康診断や人間ドッグの普及によってガンが発見されることが多くなり、病名が明確になったこともあるでしょうが、これはどう見ても異常な増加です。また、ガンなどの生活習慣病以外の疾病についても増え続けているものが少なくありません。これらのデータを見ると驚くべき状況です。

技術の進歩と共に人間の生活は改善されていくのが普通ですが、医療については、真逆のことが起こっているようです。

【出典】食物療法大全「食」による病気治しの考証 鶴見隆史著

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