ガンなど病気を引き寄せないタンパク質の上手な摂り方

タンパク質の摂り過ぎはガンなどあらゆる病気をひきよせます。では、どうすればタンパク質を上手に摂取できるのでしょうか?まずは何と言ってもタンパク質を過剰に摂らないことが第一条件になります。どんなに消化のよいタンパク質であっても過剰に摂れば、今説明したような問題が起こります。

チッテンデンが述べたように1日35gというのは理想かも知れませんが、現実的なものとして1日50g前後辺りにとどめておくことがよいでしょう。

【目次】
① 肉食とガン
② IGF-1(インスリン様成長因子)の体内増加とガン
③ ガン治しは動物性タンパク質を中止することから始める
④ 植物性タンパク質はどうか

① 肉食とガン

肉食が多い国ほど結腸ガンが増多するというデータがあります。次の図はそれを表したものです。

動物性タンパク質の過食は、イギリスのトロウェル博士の報告でも分かるように、大腸ガンのみならず、あらゆるガンになりやすい。乳ガン、子宮ガン、前立腺ガン、胃ガン、脳腫瘍も、実は肉食肩の国民程多いのです。動物性タンパク質の過食はガンのみならず、あらゆる病気に直結します。

② IGF-1(インスリン様成長因子)の体内増加とガン

IGF-1は胎児や成長期の子供には必要な成長ホルモンですが、成人が動物性タンパク質や乳脂製品(牛乳、チーズなど)を多く摂ると、体には過剰にIGF-1が出現します。

IGF-1は主に肝臓で作られ、GH(下垂体成長ホルモン)によって促されるもので、乳幼児期には欠かせないものですが、もうすでに成長してしまった大人にとっては、この物質の過剰は体に極めてよくない現象を起こすことが知られています。


・TVで引っ張りだこなステーキハウスの戦争にうっかり載らないように…

特に「ホルモン依存性ガン」と言われるガンの殆んどが、このIFG-1の体内増加で起きるということです。ホルモン依存性ガンの有名なところでは、乳ガン、子宮頸ガン、子宮体ガン、前立腺ガン、肺腺ガン、肝臓ガン、卵巣ガン、精巣ガン、甲状腺ガン、脳下垂体ガン、腎ガン、膀胱ガンなどといったところですが、こういったホルモン依存性ガンのみならず、すべてのガンはIGF-1と関係があるようです。ガンだけでなく、心臓病や脳血管疾患にも密接な関係があるとされています。

胃ガンも大腸ガンも腎ガンも悪性リンパ腫もその他のガンもこの増加で起こるとしたら、IGF-1の多い食物を減らすことこそ、ガン予防の第一にやらねばならないことです。

[IGF-1を増やす食物]

・乳脂製品(牛乳・チーズ他)
・動物性タンパク質(肉、鶏卵、ブタ他)

成人にとってこの二つの過剰摂取こそ、発ガンを促す最悪の因子であると言えます。

③ ガン治しは動物性タンパク質を中止することから始める

ガンになったら、たとえそのガンが何であっても、最初にやらなければならないことは、動物性タンパク質と乳脂肪製品を最低でも1年間は一切摂らないと決意することがことが大切です。その理由は、こういった食品の過食がIGF-1を増やし、様々なガンを発生させるベースになるからです。

西洋医やオンコロジスト(ガン専門医)が「食物とガンの因果関係はない」とか「ガン患者でも通常の食事で構わない」などと言うのには、驚きを通り越して呆れて物も言えないほどですが、これは無知もいいところであって、科学的検証を無視した暴言に近いものです。

これだけ世界的に食事の悪さがガンの原因と指摘されている時代なのに、日本の医療世界はあまりにも閉鎖的で、真実に背を向けていると言わざるを得ません。

私がこの本を書いているひとつの目的は

第一に、一般の人が薬漬けにより、ちっともよくならず、気の毒で仕方ないことであり、

第二に、食事がいかに重要かということ、

第三に、難病やガンの転移でもよく治っていく方法があることを知ってもらいたいからです。

動物性タンパク質と乳脂製品の過剰摂取が、ガンや慢性病を起こす最初の悪い因子ということは、医療人は当然、誰もが知っておくべき知識です。


・食養生の指導を出来ない内科医は失格!

④ 植物性タンパク質はどうか

納豆や味噌、豆腐、高野豆腐、テンペといった大豆食品では、IGF-1は高く出るか出ないのか?誰もが関心のあるところです。答えを先に言うと「IGF-1は動物性タンパク質の摂取と比べても同等くらい高い。しかし、IGF-1を結合させ排泄に向かう結合タンパク質も増加するために、IGF-1の悪い作用は打ち消される」ということです。

このことはアメリカのジョエル・ファーマンという医師が述べています(「100歳まで病気にならないスーパー免疫力」Dr.ジョエル・ファーマン著)。こういった大豆の発酵食品を中心にタンパク源を摂っている国ほど、乳ガン、その他のガンが少ないのは、データで明らかです。

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