パセリは肉食による腸の汚れを防止する濃緑野菜、健脳食でもある

■パセリは残さず食べよう

料理の皿に添えられた濃いグリーンのパセリ。彩を引き立てて食欲をそそる盛り付けの立役者のパセリも、パーティが終わった後には沢山残ってしまいます。パセリは飾りだから残すもの、と思い込んでいる若い人も多いようです。私はパーティなどでは野菜が少ないので、パセリを摘まんでよく食べるようにしています。

何を選んで食べるかが、健康に大きくつながってきます。それもその人の生き方、考え方です。

■薬効の薬効

古代ギリシア、ローマの時代からすでに、パセリは食中毒の予防に使われてきました。独特の強い香気はピネン・アピオールという精油成分で、この物質のため虫もつきにくく、腸内でも有害なバクテリアが繁殖しにくくなるのです。

現代は肉食が多くなり、成人病も誘発されて治り難くなっていますが、肉食が腸内で起こす腐敗を防止するためにパセリは大切な働きをします。慢性病のため腸が汚れている病弱な方にも、パセリは大切な食品です。緑が濃く、浄血、造血作用を持つ葉緑素をたっぷり含んでいるパセリは、また、ミネラルやビタミンの割合がとても高く、野草と同じエネルギーを持っています。

特にビタミンA、C、D、カルシウム、鉄分が多いのです。ビタミンAは粘膜の機能を強め、肝臓の働きを助けます。また、パセリが眼病の予防に効くのもビタミンAがあるからです。ビタミンCは細胞を活性化して引き締め、つなぎ止める役割をします。パセリが歯槽膿漏やしもやけの防止によいのもそのためです。それにカルシウムが多いので、神経を安定させ、イライラを防ぎます。

鉄分も多く、赤血球をつくって酸素を体に運んでくれます。脳に酸素を補給する健脳食といわれる所以です。また、これらの相乗作用が血管をしなやかにする為、パセリは動脈硬化や脳卒中の予防にも役立つのです。

パセリは、ベランダの箱植えや鉢植えでも育てられる便利な野菜です。自然栽培の新鮮なものを食べましょう。パセリジュースや青汁を作って飲んでもよいのです。

【出典】薬草の自然療法 東城 百合子著

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