納豆の効能と有効成分|100℃でも死なない強い納豆菌

■100℃でも死なない強い納豆菌

納豆菌は強い菌です。100℃でも死滅しません。また、納豆1gの中に10~100億個もの菌がいて、私たち日本人はこれを1,000以上に渡って生で食べています。こんな食品は他にありません。昔ながらの納豆菌を食べているという安心感と健康への期待感、そして健康志向の現代においては、時代の要求として納豆に期待がかかっています。

納豆の魅力は、まず「納豆菌」と「ナットキナーゼ(酵素)」、そして納豆菌がつくる「作用物質」です。

ヨーロッパやアメリカでは、納豆は放射能除去物質として知られています。旧ソ連時代のチェルノブイリ原発事故の時には、納豆や味噌が沢山ソ連に持ち込まれました。しかし、納豆が何故放射能物質を除去するかはわかっていません。放射能物質に限らず、納豆は解毒効果がとても高いのです。

酒でも酢でも総じて発酵食品は解毒効果が高いのですが、大豆の発酵食品である味噌、そして納豆は最も解毒効果が高いのです。


江戸時代の食べ物事典『本朝食鑑』にも、「納豆は食をすすめ毒を消す」と記されています。昔は抗生剤などなかったから、食中毒だけでなく結核でも肺炎でも、納豆くらいしかないという経験の中で、「納豆は毒を消す」という経験則の知識が生まれ、かなり幅広く納豆の毒消し効果が用いられたようです。

怪我をするとその部位に味噌を塗ったりしていました。実際、納豆菌は病原性大腸菌やO-157、ピロリ菌もかなり抑えます。納豆には血栓溶解作用もあり、血栓は一種の異物だから、体内の異物を取り除くということでは広い意味で解毒効果です。

現代人は放射性物質や食中毒菌だけでなく、環境汚染化学物質など怪しいものが一杯体の中に入っています。それ故、納豆の価値は高いのです。

■長寿食

納豆は明治の初期に「ベジタブル・チーズ」という名前で世界に紹介されています。以後、東洋人(主に日本人、韓国人、中国人)だけが食べている神秘的な”薬剤”として世界的に関心が高まっています。

血栓溶解酵素ナットキナーゼや骨粗鬆症を防ぐビタミンKなどが、日本人の長寿体質を支えてきたということで、納豆は健康長寿食としても世界から注目されています。ナットキナーゼは世界中に知られていて、そのサプリメントもアメリカや中国で大人気です。

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